はじめに
業務の引き継ぎは、退職・異動・育休など、さまざまなシーンで発生します。しかし、「どこから書き始めればいいのか分からない」「引き継ぎ漏れが心配」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、誰でもすぐに使える汎用的な引継書テンプレートを無料でご用意しました。
本記事では、引き継ぎ書テンプレートの内容や使い方のポイントを解説しつつ、すぐにコピーして使えるGoogleスプレッドシートもご案内します。
汎用引継書テンプレートの特徴
今回ご紹介するテンプレートは、職種を問わず幅広い業務に対応できる”汎用型”です。特定の部署に限らず、営業、管理部門、企画、開発、カスタマーサポートなど、さまざまな職種にフィットするように設計されています。
主な構成項目
- 大分類/中分類/小分類(業務をカテゴリごとに整理)
- 詳細(ログイン情報やフローの説明など)
- URL(関連ドキュメントやツールのリンク)
- 引継先担当者名
- 引継ぎ期限
- 備考
- ステータス(完了状況の管理)

入力しやすい設計
「項目が多すぎて書けない」ということがないよう、実務で必要最小限の項目に絞りつつ、必要なら自由に行を追加できる構成にしています。初めての方でも直感的に入力できるようにしています。
おすすめの使い方
- Googleスプレッドシートでコピーする
- 下記リンクから自分のGoogleアカウントにコピーして編集できます。
- 業務をカテゴリごとに棚卸しする
- まずは大分類(例:アカウント管理、社内フローなど)で洗い出しましょう。
- 引継先の担当者に合わせて具体的に記載する
- 引継ぎを受ける人が不安にならないよう、URLや注意点なども丁寧に記載しましょう。
- ステータス欄で進捗管理に使う
- 完了したものは「済」にするなど、上司や後任と共有しやすくなります。
テンプレートのコピーはこちらから
👉 汎用引継書テンプレート(Googleスプレッドシート)をコピーする
コピー後は自由にカスタマイズしてご利用いただけます。Excel形式で使いたい場合は、スプレッドシート画面で「ファイル → ダウンロード → Microsoft Excel(.xlsx)」を選んでください。
まとめ
引き継ぎは、「やること」よりも「伝えること」のほうが難しいものです。だからこそ、構造化された引継書テンプレートを活用することで、抜け漏れや属人化を防ぎ、スムーズな業務交代が可能になります。
まずは汎用テンプレートからスタートし、あなたの業務に合わせてカスタマイズしてみてください。
📌関連記事


