育休明けの働き方リスタート術|引き継ぎも育児もあわてないための実践ガイド

目次

はじめに

育休が明け、いよいよ職場復帰。久しぶりの業務再開に期待と不安が入り混じる時期です。子どもの生活リズムに合わせながら、仕事のペースを取り戻し、周囲との連携を図る——これは容易なことではありません。

特に重要なのが「仕事の引き継ぎ」と「育児との両立」のバランスをどうとるか。どちらもおろそかにできないからこそ、復帰前からしっかりと準備し、復帰後も柔軟に対応することが求められます。

本記事では、育休明けのビジネスパーソンに向けて、仕事と育児を両立させるためのポイントや、引き継ぎに関する具体的な工夫を紹介します。

育休明けの引き継ぎで気を付けたいポイント

復帰前の「プレ復帰コミュニケーション」

  • 1〜2か月前には上司・チームとの連絡を再開し、現在の業務状況を把握しておく
  • 復帰後に担当予定の業務内容や役割をすり合わせておくと、引き継ぎもスムーズ

復帰初期は「キャッチアップ期間」として位置づける

  • いきなりフルスピードでの業務復帰を目指さず、段階的に慣らしていく意識を持つ
  • 引き継ぎ内容の確認、情報共有の場(ミーティングやOJT)を積極的に活用する

情報整理は「自分用の業務マップ」作成がおすすめ

  • 引き継ぎを受けた情報は、自分なりに構造化して整理(マインドマップや一覧表など)
  • 担当範囲、関係者、使用ツール、進行中の業務などを視覚的に把握できるようにする

質問・相談は「早め・こまめ」に

  • ブランクがあるからこそ、「わからないことをそのままにしない」姿勢が大切
  • SlackやTeamsでの相談も活用し、周囲と密な連携を取る

育児と仕事の両立に向けた新生活の整え方

家族との「時間マネジメント」を明確にする

  • パートナーや家族と家事・育児の役割分担を見直し、タイムスケジュールを具体化
  • 例:朝の準備、保育園の送迎、夕食・お風呂・寝かしつけの流れを共有

職場とのコミュニケーションを密にする

  • 保育園のお迎え時間や時短勤務の終了時間を、上司・同僚と共有しておく
  • 突発的な欠勤(発熱など)にも備え、サポート体制をチームで共有しておく

予備の「緊急対応パターン」を用意しておく

  • 子どもが体調不良になったときのバックアップ(親族、ファミサポ、一時保育)を事前に確認
  • 仕事面では「この作業だけはお願いできる人」をリストアップしておく

自分の「心の余白」も忘れずに確保

  • すべてを完璧にこなそうとせず、「今日はこれだけできた」と認める視点を持つ
  • 一人の時間(10分でもOK)を毎日取ることで、精神的なバランスを保ちやすくなる

実践!復帰後1か月の過ごし方モデル

1週目:現状把握と業務キャッチアップ

  • チームの体制、現在の業務進行状況、関係者との関係性を把握
  • 引き継ぎを受けながら、自分の役割と業務を明確に整理

2週目:業務の引き継ぎ完了&ペース構築

  • メイン業務の引き継ぎ完了を目指す
  • 毎日の終業前に「To Do確認+チーム報告」を行い、業務の見える化を習慣化

3週目:突発対応を見据えた柔軟な働き方にシフト

  • 「急に休んでも対応可能な体制」をチームと共有
  • 自分の仕事も分担・代替できるよう簡易マニュアルを整備

4週目:新たな仕事へのチャレンジを検討

  • 徐々にルーティンに慣れてきたら、チャレンジ領域(改善提案や新プロジェクト参加など)を検討
  • 無理のない範囲で「職場での自分の存在感」を再構築していく

まとめ

育休明けの仕事復帰は、新しい生活との両立が求められる重要なタイミングです。引き継ぎを受ける際は、早めの情報収集と自分なりの整理がカギ。育児との両立では、家族・職場との連携を密にし、柔軟に対応できる体制を整えることが大切です。

「完璧」を目指すより、「安心して続けられる仕組み」をつくることが、長く仕事と育児を両立させるポイントです。焦らず一歩ずつ、新しい生活を自分らしく築いていきましょう。

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この記事を書いた人

国立大学の経済学部を卒業後、新卒で商社に入社し人事を担当。
その後、人材企業⇛コンサルティングファームにて一貫して人事に関わる業務をする傍らHikitsugi-assistを運営しています。

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