「引き継ぎ」「引継ぎ」どっちが正しい?意味の違いと送り仮名の基本ルールを解説

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「引き継ぎ」と「引継ぎ」はどっちが正しい?

「引き継ぎ」と「引継ぎ」、どちらも同じ意味で使われることが多いですが、送り仮名の有無によって、公式な文書での扱いやニュアンスが変わることをご存じでしょうか?

一般的には以下のような違いがあります。

  • 「引き継ぎ」 → 動詞として使用されることが多い(例:「業務を引き継ぐ」)
  • 「引継ぎ」 → 名詞として使用されることが多い(例:「業務の引継ぎ」)

しかし、公用文やビジネス文書では、「引継ぎ」と表記することもあります。この違いの背景には、日本語の送り仮名のルールが関係しています。


引継ぎ引き継ぎ 送り仮名の基本ルール

送り仮名とは、漢字と一緒に使われる仮名(ひらがな)のことで、意味を正しく伝えるために使われます。送り仮名の有無は、文書の種類や文体によって変わることがあります。

送り仮名の基本ルール(内閣府「公用文作成の要領」より)

  1. 動詞の場合は送り仮名をつける
    → 例:「引き継ぐ」「受け継ぐ」「書き継ぐ」
  2. 名詞化する場合は送り仮名を省略することが多い
    → 例:「引継ぎ」「受継ぎ」「書継ぎ」
  3. 公用文では可能な限り送り仮名を省略する傾向がある
    → 例:「申込み」「取扱い」「引継ぎ」

つまり、公用文では「引継ぎ」と表記するのが一般的ですが、日常のビジネスシーンでは「引き継ぎ」のほうが広く使われています。


具体的な使用例とビジネスでの使い分け

📌 ビジネスシーンでの使い分け

用途正しい表記(推奨)
メールや報告書引き継ぎ
公的文書・公用文引継ぎ
口語表現引き継ぎ

例文:

  • 「本日中に業務を引き継ぎます。」(動詞として使用)
  • 「引継ぎの記録をまとめてください。」(名詞として使用)

また、企業ごとに表記ルールが決まっている場合もあるため、社内マニュアルに従うのが無難です。


間違いやすい送り仮名の例

「引き継ぎ」以外にも、送り仮名のつけ方で迷いやすい単語があります。

🆗正しい表記❌️間違いやすい表記
申し込み申込み
取り扱い取扱い
払い戻し払戻し

公用文では「申込み」「取扱い」など送り仮名を省略する場合が多いですが、ビジネスメールでは「申し込み」「取り扱い」と書いたほうが自然です。


「引き継ぎ」と「引継ぎ」の違いまとめ

「引き継ぎ」と「引継ぎ」の違いは、送り仮名のルールによるものです。公用文では「引継ぎ」と書かれることが多いですが、ビジネスシーンでは「引き継ぎ」が一般的です。

基本ルールまとめ

  • 動詞として使うなら「引き継ぐ」
  • 名詞として使うなら「引継ぎ」
  • 公用文では「引継ぎ」が推奨されるが、ビジネスメールでは「引き継ぎ」の方が自然

送り仮名の使い分けを理解して、適切な表記を選びましょう!

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この記事を書いた人

国立大学の経済学部を卒業後、新卒で商社に入社し人事を担当。
その後、人材企業⇛コンサルティングファームにて一貫して人事に関わる業務をする傍らHikitsugi-assistを運営しています。

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