【完全ガイド】退職代行後の引き継ぎは必要?法的リスクと対処法を解説

退職代行を利用した後に、会社から「引き継ぎをしてほしい」と連絡が来ることがあります。しかし、退職後に引き継ぎを行う義務はあるのでしょうか?本記事では、退職代行後の引き継ぎ対応の実態や、法的リスク、最適な対応方法について解説します。

目次

退職代行後に引き継ぎを求められるケース

✅ 会社が急に退職者の業務の重要性に気づいた
✅ 引き継ぎが不十分で、現場が混乱している
✅ 会社が「退職代行=引き継ぎ放棄」と考えていない
✅ 上司や同僚から個人的に連絡がくる
💡 退職代行を利用すると「即日退職」のイメージが強いですが、実際には会社からの引き継ぎ依頼が来ることも少なくありません。


退職後に引き継ぎを行う義務はあるのか?

🔹 法律上の義務はなし
退職後に業務を引き継ぐ義務は、法律上存在しません。労働契約は退職日で終了しているため、会社側が「引き継ぎをしろ」と強制することはできません。

🔹 会社のルール(就業規則・雇用契約)による影響

  • 一部の会社では「退職前に引き継ぎを完了させる義務」が就業規則に明記されている場合があります。
  • しかし、退職後に適用されるものではないため、強制力はありません。

🔹 会社が「損害賠償」を請求してくる可能性

  • 会社が「引き継ぎがないことで損害が発生した」と主張するケースもあります。
  • ただし、損害賠償を請求するには「退職者に重大な過失があった」と立証する必要があり、現実的には難しいケースがほとんどです。

💡 結論:退職後に引き継ぎを行う義務はないが、状況によっては円満退職のために対応を検討するのも選択肢の一つ。


退職後に引き継ぎを求められた場合の対応方法

【対応①】完全に無視する(法的リスクなし)

  • 退職代行を利用しており、退職手続きが完了しているなら、無視しても問題なし。
  • ただし、しつこく連絡が来る場合は、退職代行業者に相談するのがベスト。

【対応②】退職代行業者に間に入ってもらう

  • 退職代行業者が「本人には連絡しないように」と会社に伝えているはずなので、業者経由で対応するのがスムーズ。
  • 「退職者への直接連絡は避けるように」と再度依頼することで、会社からのプレッシャーを減らせる。

【対応③】最小限の対応をする(トラブル回避)

  • 会社に対して「最低限の情報をメールで送る」など、負担の少ない形で対応するのも一案。
  • 例えば、「○○の業務は△△のフォルダにまとめてあります」とだけ伝える。
  • ただし、対応の範囲を決めておかないと、ズルズルと引き継ぎを求められる可能性がある。

💡 「完全無視」でも法的に問題はないが、状況に応じて適切な対応を選ぶのがベスト。


NGな対応|引き継ぎを求められたときにやってはいけないこと

❌ 会社からの連絡に感情的に反応する
→ 無視してOKなケースが多いが、対応する場合は冷静に。

❌ 口頭で曖昧な対応をする
→ 返事をすると、引き継ぎがズルズルと続く可能性がある。

❌ 退職代行業者の指示を無視して個別対応する
→ 退職代行が「本人への連絡を禁止する」と会社に伝えている場合、直接対応すると混乱を招く。


まとめ|退職代行後の引き継ぎ対応は慎重に

法律上、退職後に引き継ぎを行う義務はない
会社の就業規則に引き継ぎ義務があっても、退職後は適用されない
退職代行業者を利用した場合、基本的には会社からの連絡は無視して問題なし
トラブルを避けるために最小限の対応をする選択肢もある

退職後の引き継ぎ依頼にどう対応するかは自由ですが、自分の立場やリスクを考えて適切に対応しましょう。

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この記事を書いた人

国立大学の経済学部を卒業後、新卒で商社に入社し人事を担当。
その後、人材企業⇛コンサルティングファームにて一貫して人事に関わる業務をする傍らHikitsugi-assistを運営しています。

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